2012-12-11

雪のアトラス農園

昨日は雪のアトラス農園へ。






































しゃがんで作業してると寒くって、軍手も濡れて冷たかったので、雑草ちょっと抜くなど短めの作業。雑草抜くんですが、すぐ横に置いとくんです。われわれの「ほったらかし農」では。地面もほとんど耕さないので、肥料も使いませんがちゃんと育ちます。最初に植えた大根がとても順調。ホウレンソウはぼちぼち。ごぼうも小さい芽が出た。玉ねぎ(種から育つってそもそも知らなかった)はすんごくゆっくりですが、細ーい苗が育ち始めています。

植物や土に触れたくて、相模原の新居でベランダに花をまずは置き、そして9月に始めた長久手アトラス農園。勝手に育つ植物たちの生命力に喜びをもらい、作業しながら楽しい話もして、食べていのちをいただき。

冬の語源は「増える」だそうです。春に目覚めるための自然の力、「たま」が目には見えないところで「殖ゆ」る季節。表には見えないところで、しっかりと内にエネルギーを蓄えていきたいなと、自分自身に重ねるように、畑を眺めながら思うのでした。

「境界線の向こうへ」をスローガンにEARTH MOVEという名でコラボレーションの活動をやってきましたが、その「大地」の意味をもっとまっすぐに考えていきたいと思うようになってきました。自然のエネルギー、価値の交換。アスファルトで覆ってなんだか住みやすくなったつもりでいた近代社会から、もっと根源的な仕組みやコミュニケーションに戻って暮しを見つめ直したいなと思うのです。

愛知には今年はもう行かない予定なので、実は僕は年内最後の訪問でした。大根を3本とってきました。妻は今日から一週間、演奏旅行でドイツ、オランダへ。息子と二人の今夜の夕食に使おうと思っています。