2014-12-31

大晦日の朝に公演でジャム

『大晦日CIジャム』に集まってくださった皆さんと別れ際に記念写真。
3歳の息子はしっかり遊んでもらって大満足でした。午前中だけで走って笑って踊って、僕もとても楽しい大晦日になりました。ありがとうございました!
きっかけをくれた岩井さん、急な連絡に答えて駆け付けてくれた皆さん、SNSで情報広げてくれた皆さんもありがとー。

楽器持参で参加してくれた真都山さんが素敵な写真まで撮ってくれました。ありがとうー!
気持ちのよい天気で楽しかったですね。またこういう公園ジャムやりましょう!

『大晦日CIジャム』開催のお知らせ〜!

『大晦日CIジャム』開催のお知らせ〜!
人数が奇跡的に集まったので開催決定しました。
大晦日コンタクト・インプロヴィゼーションジャム。
自由に動いてセッションです。

2014年12月31日10:30〜12:00
天白公園にて開催してます。

温度調整ができる、温かい&動きやすい格好でお越しください。
短時間でもOK、出入りもフリー。
おしゃべりしに来るのもウェルカム。
でも動くとあったまるよ。
会場こちらです。地下鉄原駅からバスあり。駐車場もあります。
http://goo.gl/maps/zdzwt
ではのちほどー!

2014-12-28

ダンス公演『理想郷』を観てきた Dance Bill

昨日はコンテンポラリーダンス公演を名古屋市青少年交流プラザ ユースクエアで観てきました。Archaic Light Body『理想郷』 三輪亜希子『Femme Fatale』の二本立て。


2014-12-10

はじめての不在者投票

今度の日曜日は総選挙。 

14日は京都での学会に参加するため、僕は相模原市で投票ができない。

なので今週中に名古屋で不在者投票をしたい。

検索。ふむふむ。
請求書をダウンロード。
記入、封筒に宛名書き。

請求書(兼宣誓書)を月曜日に相模原市の選管に送った。

***

 一応何日かかるか心配だったのと、
速達で返送してくれるか聞こうと電話した。

 「通常はレターパックですけど、速達にもできますがどうしますか?」

 と、言いますと?

「レターパックは追跡サービスがあるので、安心なんですが、
ご自宅に不在だと局留めとなって、
取りに行っていただくことになるかもしれません。」

 (おー、丁寧!)

夜しかいない僕は

 「速達でお願いします!」

ということで、
投票用紙、まだかな〜。


こういう形での不在者投票は初めてなんですが、
実はオランダ留学中に在外投票というのをやりました。

日本から投票用紙を取り寄せて、ハーグにある
在オランダ日本大使館に出かけて、そこで投票したんですよ。

大河の一滴ではありますが、 まずは
自分がここにいるという意思表示の1つとして、
期待はせずに、ぽとりと落とすのです。

それでいい。

あなたは一票どう使いますか?

2014-10-23

経験の二重の層 multilayered experience

今日は学生時代にお世話になった久米ナナ子先生を大学で見かけて立ち話。あれからもう8年も経つ。


 

2014-10-18

思い通りに行かなかった時にfalling



「人生、下り坂最高!!」

自転車に乗って俳優・火野正平さんが各地を旅するNHKの番組「にっぽん縦断 こころ旅」でコピーとして使われていて、いいなぁと何度も共感する言葉。

計画していた通りにならない事があった時。その事実を責め立てて、相手に謝ってもらっても、実は問題はまた起きるかもしれない。

そこで一緒になって方法や道具や言葉づかいや仕組みなどを分析して、次の成果につなげるための話し合いという”ひと手間”をかけられるかどうかが、チームの成長を左右する。

4月から法人組織で働くようになって、短期的かつ単発で動くようなアートプロジェクトとは違った視点での組織運営の視点に、より意識が向かうようになった。これまで比較的リーダー的なポジションになることが多かった分、部下として気持よく動ける指示や環境とはどんなものかを考えるいい時間だと思っている。

職員間だけでなくて、学生との関係性もあるところがこの職場の難しくも面白いところ。自分でやってしまったほうが早いことでも、考えてもらったり、相手が動くのをぐっと待つことが人を育てるには正解だったりもする。

能力主義になりがちなアートの世界でも、作業効率を求められる企業の中でもそれぞれ不具合やパフォーマンスの悪さに陥ってしまう事は必ずある。失敗を指摘してもらえることのありがたさ。言い訳するよりもいい仕事をして恩返ししていきたい。

〜〜〜〜〜〜〜〜
「にっぽん縦断 こころ旅」WEBサイト
http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route_373shimane.html

2014-10-12

息子と2人の日 stand by you

めずらしく普通に日記です。

朝から妻が演奏会で出発。娘はおばあちゃんに預け、息子Sと2人の日。公園に出かけることにする。電車に乗りたいというSの希望を聞いて、一昨年、RANO開始前に地域のリサーチ中に見つけた「銀河の森プレイパーク」に行こうと思い立ち、淵野辺公園に決定。

弁当作りからスタート。
おにぎりとりんごで8割というお粗末な弁当だが一緒に詰めて、なかなか楽しい。電車を乗り継ぎ、バスにも乗って、さぁ歩こうという時に「抱っこ」要求。公園で遊べるのかドキッとしながら機嫌取るためにしばらく抱えて移動。思いの外、公園までが遠くて、高校の体育館やテニスコートを横切って、着いてからも球場など広ーい公園内をてくてく。車では味わえない景色と会話を楽しむ。重くなったもんだ。



この間に、来週の台風に向けて職場の同僚から電話が来て対応。察知して静かにしててお利口さん。台風19号が接近中で、名古屋での演奏会がどうなるか制作担当者で、神奈川に戻ってくる前も毎日遅くまで準備に追われてました。





遊具の沢山ある広場に来て、俄然盛り上がるS。目的地の
プレイパークの場所がわからなかったが(電話もつながらず)まあ、ここでいいやと2人でしっかり遊ぶ。昨年保育園の遠足で行ったアスレチックではへっぴり腰だったけど、今日は恐々ながらも色々挑戦。体も心も成長が見られ父は嬉しい。


弁当食べて、トイレも行って
(自己申告してくれるようになったけど、今日は夢中だったのかギリギリだったらしく危なかった!)午前中やってなかった大きめの遊具もだいたい制覇。近い年齢の子ども同士で友達になったみたいで一緒に遊んで微笑ましい。帰宅を促すと疲れてたのか、意外とすんなり着いてくる。

プレイパークが公園の中ではなくて隣にあるらしい事がわかり、諦めの悪い僕は、そこから肩車しながらまた移動。看板を発見し、2時過ぎにやっと目的の「銀河の森プレイパーク」に到着。帰った人が多いらしく子どもよりもスタッフのお兄さんお姉さんが数人。



スタッフの若者たちに遊んでもらって、絵を書いたり大工仕事してご機嫌に。今度は帰りたくないと怒られながら、3時過ぎたので帰路に。
バス停に着く前に予想通りに寝てしまい、
ぐったり重くなった体を抱えてよいこらよいこら。バスに乗って、2人で終点の駅までうつらうつら。


帰宅したら疲れと空腹で大泣きされ、
なだめて一緒に遅めのおやつ。洗濯を干して、ばぁばの家に連れて行き、任務完了。翌日の長久手のイベントが開催になりそうと連絡をもらって、名古屋への帰路についたのでした。


***
「銀河の森プレイパーク」***
自分の責任で自由に遊ぶ冒険遊び場です。
相模原市中央区弥栄の「キャンプ淵野辺
留保地」で不定期に開園しています。

http://gingaplaypark.jimdo.com/

2014-10-06

竹クマ囲んで料理と音楽|ながくてアート・フェスティバル2014に参加します!



『こども塾アートまつり 〜かまどDEランチーノ&竹クマと音楽会〜』
イベント詳細はこちらhttp://nagakuteartfestival.com/?exhibit=exhibit-656

10月13日(月・祝)に長久手の「平成子ども塾」にて開催の上記企画で子どもたちも交えた竹の打楽器を使った音楽ワークショップを担当することになりました!

クーテシガーナというクマのキャラクターをつくっている伊東江利子さんというアーティストが、町の人達とクマの顔みたいな竹のドーム(H2m*W6m*D4m)をつくり(写真は2013年制作)そこで料理と音楽のイベントを行います。

農と食とアートを結ぶイベント「ながくてピクニック」に今年の春から関わっているのですが、芸大デザイン科の石井晴雄先生、料理人の村瀬さん、橋本などがこの企画にも協力していまして、音楽班は橋本知久がリーダーを拝命しています。
http://www.nagakute-picnic.com/

僕は音楽のディレクションを担当しますが、ワークショップの内容は愛知芸大の作曲専攻の有志の学生さんたちと一緒に考えて準備しています。

Facebookのイベントページでは準備の様子など活動情報を更新中です!
https://www.facebook.com/events/1535626806672291/

当日は長久手産の野菜でご飯をつくって食べる「かまどでランチをつくる班」と竹でクマのドームや楽器を作って演奏する「竹クマ&音楽班」に分かれて作業します。詳細、申し込みは平成こども塾にお電話ください。(先着順)

日時:10月13日(月・祝)10:00−14:00(受付9:45〜)
開場:平成こども塾(長久手市WEB) http://bit.ly/XdfAuL
所在地:長久手市福井1590-50

電話:0561-64-0045
Webサイト http://nagakuteartfestival.com/?exhibit=exhibit-656

企画:伊東江利子、石井晴雄(ながくてピクニック)、橋本知久(ながくてピクニック)、村瀬摩里子

「刈谷魅力再発見」ワークショップの参加者募集中です!

「刈谷魅力再発見」ワークショップ 参加者募集

2015年の刈谷市総合文化センター開館5周年を記念した、市民参加の舞台公演にスタッフ(作曲担当として関わることになりました。


その舞台公演の題材を集めるために、刈谷の史跡や街角の風景、音などから、市民目線での新たな刈谷の魅力を探すためのワークショップが開催されます。テーマは“かりやの魅力再発見”。市民の方々と一緒に語り合い新たな刈谷の魅力を探します。舞台公演の脚本・演出担当の川村ミチルさんとともに、僕も参加します。刈谷市民に限らず参加できるようですので、興味ある方はどうぞご参加ください!

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1回目=10/25(土)14時~17時/会場:刈谷市産業振興センター/内容:オリエンテーション、写真紹介
2回目=11/9(日) 9時半~12時/会場:刈谷市総合文化センター/内容:グループワーク
3回目=11/22(土)9時半~12時/会場:刈谷市総合文化センター/内容:グループ毎にプレゼンテーション

■募集対象:高校生以上で、原則全日程参加できる人
■定員:20名程度 ※申込多数の場合は抽選とし、結果は全員に郵送でご連絡します。
■持ち物: 「私しか知らない・自慢したい・自分の好きな刈谷」などの写真数枚
■申込方法:10月15日(水)締切り
 ①氏名(ふりがな)②保護者氏名(高校生の場合)③年齢④性別⑤電話番号⑥郵便番号⑦住所をご記入の上、ハガキ、メール、または直接総合文化センター総合案内窓口へお持ちください。
■申込先
〒448-0858 刈谷市若松町2-104  
刈谷市総合文化センター「文化工房かりやワークショップ」係
メール event@kariya.hall-info.jp

川村ミチル氏(脚本・演出)
川村ミチル氏
劇団そらのゆめ主宰。脚本や演出作品には「ほたる館物語(公共ホールとの市民参加型共同事業)」「夏想い(山県市創作市民劇)」等多数。俳優としての学校公演活動の他に、地域コミュニティー対象演劇ワークショップ、表現教育授業、保育士、教員へ向けての現職教育、等の講師も多く務める。

橋本知久氏(作曲)
橋本知久氏
アトリエ・ラーノ代表。オランダで作曲とダンスを学び、帰国後国内各地で活動を展開。作品は日本、オランダをはじめ、アメリカ、カナダ、欧州各地で上演、演奏、放送されている。2013年『イシノオト』(あいちトリエンナーレ2013)、2014年『語りと音で誘うシャガール』(愛知県美術館)など。

【お問合せ】
〒448-0858 刈谷市若松町2-104
刈谷市総合文化センター 文化工房かりや担当
電話:0566-21-7430

2014-09-10

来週末『長者町BEERジャンボリー2014』の下見してきました。



昨晩は長者町でダンサー三輪さんと来週末の現地下見してきました!シャーロックホームズじゃないけど、現場に行くのはやっぱ基本ですね。地図で見てたイメージしてたよりも一区画が近く感じました。ゲリラで演奏したり動いてみたり。色々プランが練れました。

「長者町ウッドテラス」という仮説歩道の社会実験も会場の長者町通りで今週末からスタート。角材500本を地域の人々と設置するそうです。

ビール片手にアートを楽しめる「まちなかビアガーデン」。9月20日はぜひ長者町へ!オリジナルクラフトビール『長者町大縁会エール』(写真)も販売!
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『長者町BEERジャンボリー2014』
出演:三輪亜希子(ダンサー)、杉山絵理(ダンサー)、
橋本知久(鍵盤ハーモニカ)

‘音楽を踊る’をテーマとする三輪と妹分的ダンサー杉山、‘踊る音楽家’橋本。名古屋出身の3人が長者町でダンス&ライブ&寸劇します!投げ銭・投げキッス大歓迎♡
http://chojamachinakart.wix.com/home
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ビアガーデンは15~21時まで。僕らのパフォーマンスは16時と17時の2回。屋外でのパフォーマンスは音まち千住『ミュージサーカス』以来でめちゃ楽しみ!18時からはトルコの楽器ダルブッカ&ウードの演奏もあるんだって!(森内清敬&加藤吉樹)

2014-09-09

出演のご案内『第64回ふわっとハートコンサート』(名古屋)

15年前に名古屋市天白区の小規模作業所「ハミングバード」のためにテーマソングを作曲しました。それ以来作業所では音楽レクやイベント、記念行事などでこの曲を歌い続けていただいているそうです。今では社会福祉法人となった皆さんから、コンサートにゲストとして呼んでいただきました。

【第64回ふわっとハートコンサート】
社会福祉法人ほっとはむが中心となり、年に3回開催しているふれあいコンサートです。

橋本は第三部で鍵盤ハーモニカを中心とした20分ほどの演奏を予定しています。
最後に出演者全員で「ハミングバード」の合唱もあります。

日時|2014年9月21日(日) 開場12:30 開演13:00 終演予定15:30
会場|ほっと平針 菜のはなホール 
名古屋市天白区平針1-1907(平針駅2番出口より徒歩5分)
料金|一般1000円、小・中学生・ハンディキャップ500円、幼児無料

◎プログラム
第一部 シュピーレ・ベルリーゼ、サクラユニット、河合清美(琴)、石黒由実(ピアノ)
子供たちの演奏とドイツ語劇&琴とピアノ

第二部 三祢沢信(パーカッション)、壁谷紘依(ピアノ)
岡崎市在住のミュージシャン

第三部 橋本知久(鍵盤ハーモニカ)
作業所主題歌「ハミングバード」作曲者

◎主催:ふわっとハートコンサートの会
社会福祉法人ほっとはむ/音楽共同研究所/ムジカオルガノ合奏団/混声合唱団にんじん
NPO法人あたたかい心/コープあいち植田山
◎お問合せ: ほっとはむ 070-5030-0487

◎お申込み:ご予約は19日までに橋本まで直接ご連絡ください。
TEL: 080-4541-7896(平日18−22時、または土日)
tomotone[at]gmail.com

2014-09-05

長者町BEERジャンボリー2014出演決定!

キレキレなムーブメントと 大胆不敵なサービス精神で
飛ぶ鳥も悩殺されそうな 今最も勢いのあるダンサー
三輪亜希子さんと今月共演できることになりました!

三輪亜希子オフィシャルWEB SITEhttp://miwaakiko.com/



会場はこの数年イケイケGoGoな長者町☆
「あいちトリエンナーレ2010」をきっかけに出会った市民が
立ち上げた、ビール片手にまちなかでアートを楽しめる企画
『長者町BEERジャンボリー2014』に呼んでいただきましたー。
ぱちぱちぱち!

9月20日(土)長者町繊維街界隈(詳細は後日発表)
出演:三輪亜希子(ダンサー)&橋本知久(鍵盤ハーモニカ)ほか
* 参加費無料(ワンドリンク注文をお願いします)
* 食べ物はお好きなものを各自お持ちよりください
[http://bit.ly/1CuOVdD]

あー、やっとやっと発表できました!
“王様の耳”的な気分です。すっきり〜
そう、お誘いいただいてから、周りに言いたくて仕方なかった
とっても楽しみにしているプロジェクトなのです。

で、先日みわさんが僕の職場である大学に、
身体表現の指導で来校されたので
授業をちょろっと見学させていただき、
前後にこの企画の初打合せもしたのでした。

動きやシーンのイメージをことばでポンポン投げてくれるので、
そこから僕の妄想は刺激され、あれがやりたいこれがやってみたいと
好き勝手に枝葉を広げては、またふむふむと彼女の描く世界観に
耳を傾け、お互いにコロコロ転がるアイディアの広がりを楽しんだのでした。

みわさま曰く、橋本の音楽は「のびるアイス」なのだそうです。
むにょ〜んって、う〜ん、どういう事なのでしょうか・・。
お土産に買ってきてくれたカスタードホワイトたい焼きを頬張りながら、
おいちぃ気持ちにしていただきました。

キリッとした先生ぶりから、不思議乙女まで変幻自在な彼女。
会場が商店街ということもあり環境がどうなるか、
まだ読めないところもあるんですが、それもまぁ彼女となら
大丈夫、なんとかなるさ!と思える長久手会談でした。

ちなみに今回が3回目だという彫刻専攻生たちの指導は
ボストン美術館で9月20日から始まる展示『美術する身体』の
関連企画で芸大の学生たちがパフォーマンスを発表するというものです。
[http://bit.ly/1CuLP9w]

各地を飛び回り忙しい三輪亜希子さんは、
今度の日曜日は千葉で踊っているそうです!

『マトルの約束』2014年9月7日(日曜日)@千葉県文化会館小ホール
[http://amba.to/1CuLHXo]

「“一度も同じステップを踏まずに踊り死んだ少女・マトル”がテーマの現代音楽家John Psathas (ジョン・ササス)作曲「Matre's Dance 」をダンス作品にした」
というのだけでも惹かれますが、他の打楽器作品もかなり濃厚なラインナップ。
お近くの方はぜひ!

2014-08-07

『相模大野バンケット』急遽開催決定!Sagami-Ono Banquet on 9th Aug.

【お知らせ】
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『相模大野バンケット』8月9日(土)に急遽開催決定!
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立秋に合わせてちゃんとそんな空気が漂ってくるんだから
自然はよくできていますね。残暑お見舞い申し上げます。
名古屋市と相模原市を毎週往復している橋本知久です。

ワーク・ライフ・バランスなんて言いますが、
両手に持って天秤にかけるってイメージよりも、
最近はWorkとLifeを重ねちゃうイメージの方がしっくり来る感じ。
働くことも、作品を生みだすことも、家族や友達との喜怒哀楽も、
食べることも、生きることも重なってつながってきている感じがするのです。

さて、今週末「意図、内なる強さ〜インテンション」をテーマに、
からだとこころに耳をすます場『相模大野バンケット』を開催します。

話したり、からだ動かしたり、音出したり、セッションしたり。
ぼーっとするのも、見てる・聞いてるのもあり。何をするかあらかじめ
構成せずに、集まった人たちとその場で相談して決めていきます。
※バンケット[Banquet]=宴(うたげ)

◎企画概要
テーマ 「意図、内なる強さ〜インテンション」
日 時 2014年8月9日(土)10時-20時(お好きな時間にどうぞ。)
場 所 相模大野駅近くのスタジオ、公園などを予定(お問合せください。
対 象 どなたでも参加できます。ほんとに。
持ち物 好奇心、動きやすい服装、タオル、飲み物
参加無料(1口500円のカンパ制)

主催・問合せ:アトリエ・ラーノ
メール atelier.rano[at]gmail.com 電話 080-4541-7896 (橋本)
協 力 AAPA、カナリアの森

2014-07-06

パフォーマンス『音の食卓』〜橋本知久「生のもの」、器の音楽project「火を通したもの」SOUND TABLE - Le Cru, Le Cuit

来週、東京でパフォーマンスを発表します。
関東では久しぶりの作品発表。ご来場お待ちしております。
以下、WINDS CAFE主宰の川村さんからの案内メールです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 1997年1月にスタートした WINDS CAFE も、2014年には、
ついに18周年目を迎えることになりました。これも、ご来場いただいた皆様、そして企画してくださった方々のおかげです。吉祥寺・三軒茶屋・下北沢・西荻窪・等々力・四谷を経て、現在は西荻窪へと会場を変更しておりますが、主旨に変更はございません。今年も素敵な企画をたくさんご用意してお待ちしておりますので、どうぞお誘い合わせの上、お運びください。


● WINDS CAFE 211 in 西荻窪 ●
【音の食卓 / SOUND TABLE】
橋本知久(時間芸術家)、安田奈央+高山葉子《-器の音楽-project 》
2014年7月13日(日) 午後3時開場
TORIA Gallery トリアギャラリー 東京都杉並区西荻北5-8-5
入場無料(投げ銭方式) 差し入れ大歓迎!(特にお酒や食べ物)

※出入り自由ですが、できるだけ開演時刻に遅れないようご来場ください。

15:00 開場
15:15 開演
17:00 パーティー+オークション


▼プログラム

#1「生のもの」Le Cru
  作・演出:橋本知久
  出演:橋本知久、安田奈央、高山葉子

#2「火を通したもの」Le Cuit
  作・演出:安田奈央+高山葉子《-器の音楽-project 》
  出演:安田奈央、高山葉子、橋本知久

#3 対話の時間 Dialogue


▼川村からひとこと
 橋本知久君に初めて会ったのは、昨年3月の WINDS CAFE 195【メロディカ・サミット2013】の出演者としてでした。鍵盤ハーモニカを自在に操るその姿と、アンコールで踊ったその姿にピンと来るものを感じ、企画を依頼しましたところ、紆余曲折を経て今回の企画となりました。

 実際、何がどうなるのかまったくわかりませんが(笑)、2回に渡ってはるばる愛知県から WINDS CAFE の本番を調査(笑)しに来てくださった安田奈央さん曰く「音楽の演奏です」とのこと。それも即興ではなく、きちんと作曲(振り付け?)されたもの、らしいです。

 ある時、ある場所で、あることが起きる。それを「覗き見る」のが舞台芸術鑑賞というもののスタイルであるなら、橋本君が望んでいるのは「覗き見る」のでない仕方で鑑賞してもらいたいということではないかと勝手に想像しています。

 さて、どういうことが起きるのか。ご一緒に確かめてみましょうよ。


▼橋本知久君からの手紙
 こんにちは。時間芸術家の橋本知久です。

 昨年、野村誠さんからのお誘いで WINDS CAFE 195【メロディカ・サミット2013】に出演したご縁で、川村さんから今回の企画を任せていただきました。

 あの時もアンコールで少しだけ踊ったんですが、今回は公演自体を音楽以外の要素も盛り込んだ企画にしたいと思い、美術作家の安田奈央さんと、作曲家の高山葉子さんによるユニット《-器の音楽-project 》に声をかけてみました。

 彼女たちも僕も普段から複合的な表現に関心を持って活動をしています。今回は、演奏会ともダンス公演とも一味違う、音や動きを用いた2つの新作パフォーマンスをお届けします。

 「音の食卓」は、1つのテーブルを囲んで、2組のアーティストがつくるパフォーマンス。僕の鍵盤ハーモニカや安田+高山による白い器たちが奏でる音が親密なギャラリー空間にどう響くのか。そして3人がつくる視覚的な要素にもどうぞご注目ください。

 見て、聞いて、味わう、「音の食卓」を皆さんと楽しく過ごせれば幸いです。最後はみんなで乾杯を!


▼プロフィール
●橋本知久(はしもと・ともひさ):作曲・振付・演出を統合する「時間芸術家」という肩書を掲げて活動を展開。音楽、舞台、映像、展示、イベントプロデュースなどその作品・活動形態は多岐に渡る。
あいちトリエンナーレ2013ではフェスティバルFUKUSHIMA!で「イシノオト」を発表。現代舞踊協会中部支部主催『空間飛行』で音楽担当。中川運河キャナルアート『キャナル・マルクト・フェスタ』(2013)にプロデュースで参与。愛知県美術館「シャガール展」連携事業『語りと音で誘うシャガール』(2014)に出演。
作品は日本、オランダをはじめ、アメリカやヨーロッパ各地で上演、演奏、放送されている。愛知県立芸術大学を卒業後、2007年より渡欧。オランダで作曲とダンスを学びハーグ王立音楽院を修了。2012年に帰国後、アトリエ・ラーノを設立。2014年からは相模大野と名古屋で鍵盤ハーモニカの教室を開始。2011-2014年愛知県立芸術大学で非常勤講師として「パフォーマンス」や「ソルフェージュ」を指導。東京コンタクトインプロフェス2014ではダンサー向けの音楽ワークショップを担当。
http://www.ne.jp/asahi/tomo9/art/

◆《-器の音楽-project 》:作曲家・高山葉子と磁器作家・安田奈央による、ユニットプロジェクト。<器>を音と視覚の中心に据え、それを取り巻く環境や<器>の持つ文化的意味までを時間軸に構成し、身体を通して表現の場に実現する作品作りを行う。オリジナルの白磁器による深く精神に届く響きと洗練されたパフォーマンスは、多方面からの好評を得ている。
2011年《器の音楽》初演:長久手市文化の家森のホール(愛知県長久手市)※同作品再演:MEGIHOUCE(香川県女木島)/瀬戸内国際芸術祭関連公演
2012年《Black Lines》(全5回)初演:名古屋市美術館(名古屋市中区)※ドローイング作家・文谷有佳里とのコラボレーション
2012年《Atlantic-uno-》初演:アートラボあいち(名古屋市中区)
2014年《THE GARDEN of my mind》初演:長久手市文化の家森のホール(愛知県長久手市)

●安田奈央(やすだ・なお):愛知県名古屋市に生まれ、幼少期を三重県員弁郡の自然の中で過ごす。6歳の頃に父が脳溢血に倒れ、治療のため母の生家のある名古屋市内へ移住する。父は一命を取り留めたものの左半身不随の障害者となり、その後の作家の思想・関心に大きな影響を与えた。
2006年愛知県立旭丘高等学校美術科卒業後、池田万寿夫のクレイワークに感銘を受け、陶という素材を用いた表現に興味を持つ。愛知県立芸術大学・陶磁専攻に入学。2010年に同大学を修了し、2012年に愛知県立芸術大学大学院陶磁領域を修了。
現在は名古屋市内にて作陶、形の創出のみならず、パフォーマンスやインスタレーション作品等、素材と時間を用いた様々な表現を模索し制作を続けている。

●高山葉子(たかやま・ようこ):作曲家。日常の瞬間に存在する視覚性と聴覚性の欠片を敏感に捉え、これらを時間軸に配置し、パフォーマーの身体を通して音楽の舞台上に実現する試みを続けている。
愛知県立芸術大学音楽学部音楽学科作曲専攻作曲コース卒業・同大学院修了後、2004年よりアルゴリズミックコンポジション・パフォーマンスグループ「時間旅行楽団」を結成、2005年の山口情報芸術センター(YCAM)『時間旅行展』への参加を皮切りに、全国各地の美術館、アートスペース等で公演を行う。2006年、時間旅行楽団として、第1回AACサウンドパフォーマンス道場にて奨励賞受賞。
2009年からは愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程(作曲領域)に在籍し、“音楽における身体性”をテーマに精力的に創作・研究活動を行っている。2011年より開始した《-器の音楽-project 》では、磁器作家・安田奈央と共に多数の舞台作品を制作。公演を重ねる毎に“器と身体と音”の関係に新たな側面を加えている。現代音楽舞台研究会代表、日本音楽学会正会員。現在、名古屋芸術大学及び甲陽音楽学院非常勤講師。

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▼以下は「WINDS CAFE でお会いしましょう http://homepage2.nifty.com/tatsutoshi_kawamura/Up.html 」もしくは「WINDS CAFE 公式サイトhttp://www.st.rim.or.jp/~mal/Cafe/ (←まもなく更新されます)」でご確認ください。

 会場地図
 オークションについて
 予告編
 過去の企画

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 WINDS CAFE とは、1997年1月から、川村龍俊が、音楽を中心に美術演劇映画などさまざまなジャンルの方々に企画していただきながら続けている、イベント+パーティーです。

 いわゆる「オフ会」ではありません。

 基本的に入場料は無料、出入り自由で、パーティーでの飲食は参加者のみなさまからの差し入れを期待しております。

 ご来場にあたって予約は必要ありません。

 WINDS CAFE のコンセプトは、「好きなことやものを楽しんでいる人と一緒にいるのはなんて楽しいことだろう」です。出演を依頼するときには、このコンセプトを共有していただけることが条件になっています。

 第1回から第120回までは現代陶芸家の板橋廣美氏の私邸である東京吉祥寺の空中庭園 WINDS GALLERY を、第121回から第135回までは建築家藤村貞夫氏の私邸である東京三軒茶屋の住宅街の隠れ家レンタルスペースSFを、第136・137回は現代美術コレクターの増井常吉氏の私邸である住宅街の秘密基地 MACA GALLERY を会場として行ってきましたが、2008年6月の第138回以降は、内容によって最適な場所を選んで開催します。

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 それでは2014年7月13日(日)に西荻窪でお目にかかりましょう。
川村龍俊(かわむら・たつとし)

2014-06-29

ケンハモだらけの無料ライブをやります!

昼からアトリエ・ラーノ鍵盤ハーモニカ教室、名古屋クラスの第五回でした。

7月27日にはケンハモだらけの無料ライブをやりますよ〜。今日は練習に加えてライブの曲も検討。ビートルズナンバーを幾つか取り上げます。

ライブに参加したい出演者も募集します。ソロでもグループでもOK。条件は鍵盤ハーモニカが入っていること。カバー、オリジナル、即興オールオッケー。興味ある人は連絡下さいね。

『集まれケンハモ、やぁやぁやぁ!
〜鍵盤ハーモニカLIVE2014夏の陣』
2014年7月27日(日) 午後
https://www.facebook.com/events/312529328924529/

2014-06-21

鍵盤ハーモニカ教室の取材記事|CONNECT通信

先日の鍵盤ハーモニカ教室第6回を記事にして紹介いただきました。

相模大野で芸術家や研究者と地域をつなぐ取組を始めようと準備を進めている「CONNECTネットワーク」のウェブサイトです。こちらをクリック!

2014-06-20

『カワウソと恋愛』西陣ファクトリーGarden

『カワウソと恋愛』(振付・演出 山田珠実)見てきました。

珠実さんの人間的な魅力を感じる舞台。僕がオランダに渡る前、愛知芸大の学生だった頃に何度か舞台をお手伝いしたのですが、その頃と変わらない愛情を感じ、ハグされたような安心感。

そして友人というひいき目あるかもだけど、カイゲンこと小倉笑の佇まいは独特で、やはり面白いダンサーだと再確認しました。カイゲンとは2012年に京都へ何度も通っていたダンスワークショップで出会い、一緒にシーンを作ったりしました。なにか、こう、へそ曲がりな感じがいいんだな。今後の活躍、期待してるぜ〜。

「カワウソと恋愛」
西陣ファクトリーGarden
6/14(土)19時、15(日)16時、20(金)19時
演出・構成・振付・照明:山田珠実
ダンス:岡村果林、小倉笑、帯金史、定行夏海、中根千枝
音響・音楽編集: 野田雅巳
http://bit.ly/1tYwk2t

かつて織工場だった古町家を使った会場の西陣ファクトリーGardenは板とコンクリ壁や古い梁や柱など味のある空間。床起きの電気スタンドなどシンプルな照明。出演者は二十歳くらいの女の子ばかり5人。

音楽はバルトーク弦四に始まり湯浅の電子音楽、シューベルトのピアノ曲など、結構がっつりクラシック系。子どもの時の想い出など出演者による語り&録音が挟まる。グレーや淡い草色の衣装の中で赤いスカートの一人が目を引く。最後の方から持ち出される金属製の円柱が床を転がる音が雨音を聞いた後の耳に心地よい。

動きで言えば冒頭シーンが1番速くて揃った振付。全員のステップでスニーカーがダッダッキュッと音をたてる。ユニゾンがむしろ一人ひとりの違いを浮き立たせる。若さは弱点であり魅力。照明卓を山田自ら舞台横で操作する姿が見えるからか、こちらも親のような気分で彼女たちのひたむきなダンスを温かい気持ちで見守る。ぐっと見せる目の強さや、ポワントの力強さ。かと思うとくにゃっと崩れる。一瞬一瞬のそれら儚さにタイトルの恋愛をみる。一筋縄にはいかない。

5人は似ているがそれはまだ歳が近いからこその類似点で、今後は離れていく人々だとも予見させる。奥にある彼女らの性質を見抜いたそれぞれを活かしたシーン作りに、演出家山田のセンスを感じた。